使用期限が切れたマスク、まだ防護効果あるか?

新型コロナウイルスによる肺炎が多くの国で蔓延するにつれ、マスクなどの医療物資が世界中で不足している。そんな中、ロイター通信は10日、カナダで備蓄されていた数百万枚のマスクの使用期限が切れていたことが発覚したと報じた。環球時報が伝えた。

使用期限が切れたマスクに防護効果はあるのだろうか?引き続き使用できるのだろうか。浙江省のマスク製造企業の責任者である林氏は11日、「通常、外科マスクの使用期限は3年、N95マスクは約5年だ。使用期限が過ぎた後、防護効果は徐々に低下する」と述べた。

林氏によると、マスクのろ過効果は主に中間のPPメルトブロー不織布のろ過層に依存する。このろ過材料は主に、ウイルスを含む極小微粒子を静電吸引する。しかしろ過層の静電気の量は常に変わらないわけではない。マスクの保存期間が長くなるにつれ、ろ過材料の静電気が徐々に減り、さらには消えてしまう。例えばN95マスクのろ過効率は本来95%だが、静電気が消えればろ過層は物理的な遮断の効果しか発揮しなくなる可能性があり、防護能力が大幅に低下する。林氏はさらに、ろ過層は湿気にも弱く、水に濡れると静電気が弱くなり、防護効果が大幅に低下すると補足した。

林氏によると、マスクの使用期限は3年または5年内の防護効果を保証するものにすぎない。現在の市場でマスクが不足しており、期限切れになってからの期間が短く、汚染や破損がなく、湿気にやられていないマスクであれば、引き続き使用できるという。

米メディアはこのほど、カリフォルニア州ロサンゼルスの衛生専門家の話として、日常的な庭の手入れや清掃など普通の環境で期限切れのマスクを使用することはできるが、環境が特殊な病院であれば慎重に検討すべきと伝えた。

参考:人民網